【公演延期のお知らせ】


3月15日(日)に予定されていた入間市でのコンサートが、新型コロナウィルスの影響により延期となりました。


開催時期は未定ですが「状況を冷静に注視しながら」予定されていた練習には参加する方向です。


3年生にとっては高校最後のコンサートだったはず。延期と言ってもそれが今年度中には行われないとわかった今、本番に参加できなくとも「練習で共に音楽を創るこの過程が、本番と同じように大切な意味がある」ことを高校生のみんなと最後まで共有できればと思います。


楽しみにされていたお客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、なにとぞご理解いただけましたら幸いです。

末永匡・貴与
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落ち着け、自分。


末永練習中。30分練習してもできなかった箇所。


長女「パパ、難しそうだね。そこどうなってるの?」


僕が練習している個所を子供に解りやすく(音形や指の運び、手首の位置等)丁寧に説明すること数分。


その後すぐに僕が弾けるようになりました。


ようするに、子供から質問される前にしていた僕の練習はいかに脳を使わずに惰性で練習していたか、ということ。


練習に熱が入り気が付くと失われている冷静さ。


音楽的構造や身体の使い方を常に客観的に「自己観察」して練習に向かう大切さ。


限られた時間だからこそこれらを気を付けたいものです。


これから中々弾けない箇所があったら、子供に説明してみよう。

ORIGAMI connects us

マンシェット・ナセルの子供たち、先生方、JICA海外協力隊の幸田さん

※全ての画像は掲載許可をとっています。

うちの2人の娘が作った折り紙をJICA海外協力隊の方が、例の洞窟教会のあるマンシェット・ナセルの子供達に届けてくださいました!ありがとうございます!


娘達に写真を見せると、普段自分の机に置いてあって当たり前の折り紙、毎日作って当たり前の折り紙がこうやって何かに役立つことを知り、その表情は不思議そうに嬉しそうに少し恥ずかしそうにしていました。


折り紙によって日本とエジプトの子供達が繋がった瞬間。







子供の笑顔は世界共通、ORIGAMIによって繋がる笑顔が未来に続きますように…!

【公演中止のお知らせ】



来週24日(月・祝)に予定されていた東広島での公演が、コロナウィルスの影響により中止となりました。


主催者様の勇気ある重大な決断は少しでもリスクを回避する、人命第一を考えてのことです。私たちもそれに迷いなく同意し、(音楽を共有できないことは残念ですが)むしろそのようにご配慮くださったことに、改めて感謝しております。


お客様からは早速「コロナの関係でコンサートがどうなるか心配していました」とのお声が多方から届いているとのことです。このように「演奏会を楽しみにしているけれど、やはり心配」というお気持ちを持たれている方々は多くいらっしゃるでしょう。


広島との温かい友情を改めて感じ、再び音楽を共有できる日が訪れると信じています。


楽しみにされていたお客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、なにとぞご理解いただけましたら幸いです。


末永匡・貴与

ベートーヴェンとドイツ料理



【コンサートのお誘い】

昨年に続き、ドイツ料理の第一人者である野田浩資シェフとコラボレーション企画をご一緒させていただきます。ベートーヴェンの音楽を堪能しつつ、その時代の食事も味わいます。


今回はベートーヴェン生誕250年を記念し「ウィーンの楽聖を音楽と食で愉しむサロン」と称しモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスを。コンサートの後は、野田シェフによるこの日のための「特別メニュー」をフルーコースで解説と共に。


食と音楽、様々な想像が膨らむ六本木の夜となるでしょう。キャンセルがあり「残席8席」となっております。


是非、記念にご家族、ご友人をお誘いあわせの上、お申し込みください!

史上初。ゴミの街に集う気持ち。

カイロの東側に位置する「マンシェット・ナセル」という街。


2つの側面から語ることができます。一つは、カイロ中のゴミが集められ「ゴミの収集分別で生計を立てている人たちが暮らす街」、一つは「コプト教徒(エジプトのキリスト教)の暮らす街」。海外のドキュメンタリー番組やTEDなどでも取り上げられたりしています。


昨年6月に初めて訪れた時はただただ言葉が出てこなくて、結局当時のブログには綴ることができず。その気持ちは正直今もなお残っています。


そこの街でボランティアとしてJICA海外協力隊の方々が深く関わっています。



コプト教ゆえに教会があるのですが、今回ご紹介したいのは岩をくり抜かれて作られた岩窟教会。


もちろんよく見る教会もあります。


岩窟教会でピアノを運び込みコンサートが行われるのはマンシェット・ナセル史上初です。そう簡単にこのプロジェクトが進むことはありません。現地の人たちと協力隊やエジプト外務省の方々の真摯な対話、想像を絶する努力、ここに集う温かな心によって実現に至りました。そんな中舞台に立たせていただきます。


そして、ここに住む子供達の合唱も加わることが正式に昨日決定し、マンシェット・ナセルの人たちにとって一層近しいコンサートとるでしょう。


こんなに素敵なチラシも作っていただきました。


こちらは昨年学校を視察させていただいた時の様子です。


マンシェット・ナセルについて僕が見て感じた全てを書くのは、今回のエジプト公演を終えてからになるでしょう。昨年の未公開写真もその時にお見せします。


多くの方々が関わっている今回のエジプト公演。音楽を通して社会を見ることは僕にとってとても大切なものです。日本の教育の場でも「強く」伝えていきたいものの一つです。

別れ、そしてエジプトへ

先日、大学のレッスンを全て終えました。

副科ピアノ、主科ピアノ、学部と大学院の室内楽。

それぞれのレッスンに言葉で語り尽くせないドラマがあります。

彼らとはたくさんの言葉と音で深い対話を続けました。決して諦めず。

時に困惑したり、考え込んだり…そこにはいつも様々な感情が姿を現し、一直線に並んだり糸のように絡み合ったり、時に切れてしまったり。

常に「自分に問いかけること」はとても大切です。なぜなら多くの答えはそこに潜んでいるから。「一番肝心なこと」は本には載っていません。"それ"は自分の心の奥底に小さく芽吹いて、見つけてもらうことを待っています。

4年間という限られた時間を、大学という教育機関でどう過ごすか。ここは誰かが何かを教えてくれるところなのでしょうか?大学は「気付く場所」で、どんな講義もレッスンも全ては「気付くためのきっかけ」と言えるのかもしれません。…なんて個人的にふと思ったり。自分の今は亡き恩師たちを思い出しながら。

学生たちの心、そして出会いと音楽に感謝です。お陰でとても有意義な時間を過ごすことができました。彼らは弱い自分に気付いても結局最後まで立ち向かいました。何か答えらしきものが見つかったかどうかはわかりませんが、彼らの演奏の中には、その心によって創られた「強い音楽的意思」を感じ取ることができます。時に指がうまく動かなくてもね。

そして、必ず訪れる別れの時。

これからどんな人生が待ち受けているかわかりませんが、陰ながら皆さんを応援しています。


さて、…少しずつ足音が聞こえてくるエジプト公演。昨日日本を発ちアブダビを経由してエジプトはカイロに到着しました。

早速オペラハウスに向かったら入り口にドーンとポスターが。末永は3番です。楽屋に回ると練習を終えた団員たちが。みんな覚えててくれてて笑顔でハグをします。多くの方々の理解と協力によって支えられているコンサートという時間。様々なドラマが待ち受けているのを感じます。それではまた…!
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