ピアノ生き返る。

古い弦
今日はユーロピアノ㈱の加藤さんに急遽来ていただき弦の張り替え。切れた所の同じ太さの弦のグループを全て張り替えてもらった。(4鍵分)

BECHSTEINを購入してからまだ1年ちょっとしか経ってなく、この部屋のコンディションに馴染んでいないのだろうか。それでも、調律、製音、弦の張り替え、その他調整をちょこちょこしてもらうのを見ていると、少しずつこのピアノがこの場所に定着していってるように思う。

医者が患者を診るように、終わった後はピアノもスッキリしたように見える。そして弾いてみるとやはり鳴りが全く違う。正常な状態は良い音が鳴るようになっているだと再確認。ピアノを弾くという事は、ピアノと言う楽器との対話を深めることでもあるわけで、音が狂い始めたり、弦が切れたり、何かと事故が起こるとやはり心配である。これからも大切にその関係を築いていきたい。

さて、今年の12月にベートーヴェンの協奏曲第5番「皇帝」を演奏する。残暑を過ぎた辺りにもう一度ピアノを見てもらう。その時は今までのような平均律ではなく、不等分律でお願いしようかと思っている。作品を別の角度から見る感じで、新しい「何か」が見えてくるかもしれない。ピアノって面白い。解らないから。あまりにも見えないものが多く、あまりにも表現の可能性に満ちている。

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