ようやく

ドビュッシーのチェロソナタ。ようやくその姿を現し始めた。僕は器用ではないので、譜読みが終わった時点では"音楽"は出来ていない。富士山で言えばまだ5合目。そこから自分の心と作品の対話が、触手と触手が複雑に絡み合うように深みを見せ、そして探り合う。そうすると奥底にキラリと光る作品の"顔"のようなものが少しずつ見え始める。それはある意味、僕にとっての音楽の真実であり、だからこそ初めて表現しうるものに説得力が増す。これはドビュッシーのチェロソナタにおける僕の語法である。

さて、今日は大学でレッスンだが、空き時間に良質な練習時間を確保したい。作品はシューマン。奥深い、今の季節にあった作品だ。

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