【3/29】ピアノリサイタル

この日は生徒のリサイタルがあり、朝霞は「りとるかりん」へ伺いました。ソロだけでなく、連弾や、歌曲など様々な楽曲を披露。ピアノという楽器をフルに使用した感じです。

当の本人は「緊張した」と言っていましたが、僕としては「緊張してよかった」と思うところ。緊張とは決して拒否すべきものではなく、受け入れるべきものです。本番のステージで起こる超集中力は、その緊張があるからこそ生まれてくるもの。「緊張」 と書いてしまえば解りにくいですが、緊張にもいろんな緊張があります。しかし、繰り返しますが、まずは緊張を受け入れること、これは大きな一歩なのです。

普段レッスンをしているからこそ、そういった角度から聴いてしまうことはあります。たとえば、ミスタッチや、テンポなどはじめ様々なポイント。しかし、本番のステージに立ち、皆様の前で楽曲を披露することは、まずはそれだけで(僕としては)尊敬に値します。不安や恐怖に押しつぶされそうになるけれど、結局は弾くのは自分。自己への問いかけや、闘い。

さらには、連弾や、歌曲など、ソロとは違うテクニックが同時に求められた今回のコンサート。相当の思いを込め企画されたリサイタルだったであろうと、演奏した本人だけでなく、周りの関係者を見てもそれを強く感じました。そのいわゆる「空気」がコンサートを彩っていると言っても過言ではありません。素晴らしい時間でした。

また、弾けるようになるまでの過程はすべて弾いている本人一人で成し得ているものではありません。理解がありサポートしてくれている周りの人間、即ち家族であり友人であり…そしてようやく奏者はピアノに向かい、ステージに立たせてもらえるものでもあります。

この日の音楽には、時に戦う激しさがあり、時に感謝する優しさに満ちる音色も感じました。

本人はどう感じているかはわかりませんが、受け取る側は一つに限らず様々な気持ちを感じ取るものです。それもまた芸術の素晴らしさの一つかと・・・。

本当にお疲れさまでした。そして素晴らしい音楽をありがとう!

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