変化

いつもの木曜日を終えようとしている・・・

昭和音大でレッスン、夕方から東工大。こんな木曜日が始まって約3年経ちます。以前の記事でも書いたけれど、この木曜日は寝れない。昭和音大と東工大では頭の使っている部分が異り、ノンストップのフル回転でこの日を過ごすからです。

今日の東工大では、学生たちに連弾で即興をしてもらいました。しかし、彼らは4月の初講義の段階で自分たちが「即興をできるようになる」ことを想像できていたでしょうか?僕は初めから確信していました。彼らが「いつの日か即興するようになり、一つの音に対して自身の感覚を研ぎ澄まし自分の言葉でその音について語ること、そして聞きなれない音の羅列に美しさを感じるようになる」ことを。

とある学生が講義中、無作為な音の羅列に対し発言しました。

「なんか美しさを感じました」

そしてある学生は、ポーンと鳴らした一音に「どう感じる?」という問いに、正面から対峙し言葉を探しつつ答えていました。

出来てしまえばどうってことないのですが、出来るようになると・・・

彼らがいつか気付くことを願っています。この「小さな変化」の「大きな価値」に。




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