レッスン後に残るもの

定期的に来ている門下で集まり弾き合う「Klassenstunde(訳:クラスの時間)」。ただ人前で弾くだけでなく、様々な言葉を交わす「ディスカッション」を設けては今一歩さらに踏み込みこんで互いに学び合う、そんな時間。

「半学半教(共に学び共に教えあう)」の意識、それは僕の恩師たちが常に持っていたものでした。学生時代レッスン後に先生が僕に「ありがとう」と言っていたことに当時とても驚いたのを昨日のように覚えてます。「今日もタダシから新しいものを学んだよ」と。忘れられない言葉の1つ。

昨日のレッスンではショパン、吉松隆、シベリウス、ベートーヴェンと続きましたが、やはり毎回のレッスンで新たな発見があります。僕が学んだこと、生徒が感じたこと、学び得たあらゆることをみんなでシェアしたい。シェアすることでさらに新たな気づきが生まれてくることも。

普段は立場上先生と呼ばれますが、本人の中ではそんな意識は正直言って全くなく、ただただ音楽が好きで、弾けるようになりたい、知りたい、感動したい、その興味一心で音楽を探求するただの一人の人間。レッスンでのチームワークで音楽の世界がさらに奥深く見えて広がる感覚は素晴らしいものです。チームワークだからこそ切り開けていけるもの。

学ぶって素晴らしい、音楽って素晴らしい。月並みな言い方ですがやっぱりそう。そんな気持ちにさせてくれる生徒さんたちに心から「ありがとう」を言いたい。在宅時には基本的にいつも誰かが来ますが、ドアを開ける瞬間、今日はどんな音楽の世界が見えるのだろう、ってわくわくするんです。

次回のKlassenstundeはどんな時間になるんだろう。 

※画像は昨年の時のもの。

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