「オーケストラでやってもいいよね」


工房レクチャーコンサート…気付けば早10年。色々なことがありました。何事も続けて行く中で乗り越えるべき様々なことが起こりますね。

「難しいなぁ、ピアノじゃなくてオケでやってもいいよね」

って、一体何言ってるんだか。こんな気持ちにもさせてくれるリスト氏。

今…ベートーヴェン=リストの第九(一楽章)を終え、そこに見る風景に様々な思いを馳せています。この様な趣旨のレクチャーコンサートに満席のお客様にご興味を持って頂き、そしてユーロピアノ(株)様の多大な協力があってこそ乗り越えられました。

今回は1920年代と新しいベヒシュタイン新旧2台、そして調律は不等分律のBach's seal1.0を使用。「音律からオーケストラへ」というタイトルということで、前回を彷彿させる感覚がありました。絶妙な調性感を感じられた方もいらっしゃられたのではと。

ただ弾くだけでなく、レクチャーとして伝えるべきことをしっかり伝える、そのために傾けたパワーは想像以上でした。いくつもの譜面と向かい合う日々。広大な地図の様なオーケストラ譜、リスト2台ピアノ版、1台版、弦楽四重奏、32曲のピアノソナタ…それに加え、ピアノの歴史、時代背景、各楽器の特徴と歴史、ベートーヴェンの人生、他の楽曲群、リストの作品、編曲など、あらゆることを吟味し数多くの「問題提起と仮説」を。それらを実際に演奏に反映させる。しかしレクチャーで伝えるべきことで必要なことはその中でも極僅か。様々な試みが言葉に多くを肉付けし、演奏に影響を与えます。

次回は10月15日(日曜日)、内容は「今日の続き」です。すでに「全シリーズ通し券」でお申し込み頂いている方も多数いらっしゃいます。ご興味ありましたらまだ先の10月であろうと早めにお申し込みされることをお勧めします。この、大変レアで超濃厚なレクチャーコンサート、ぜひご期待ください。

お客様はじめ、全ての関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

工房コンサートメンバー一同

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