桐朋学園大学へ


母校で大学生を対象とした「公開対談」と「室内楽講義」。


加藤真一郎先生と森山智宏先生と3人で対談でしたが、あっという間に時間が過ぎるほど彼らの話しは面白く刺激的。


音楽との出会い、留学、言語と音楽、日本近代史とクラシック音楽、音楽教育、勉強の取り組み、自分と音楽の関わり、自己と対峙することなど、真剣に耳を傾けていた学生たちの表情が印象的でした。


それぞれの人生背景は違うけれど何かしら共感するものに辿り着いている。本当に不思議ですね。



室内楽講義はシューベルトの「岩の上の羊飼い」。学生たちの素晴らしい演奏に驚きました。


シンプルゆえに難しいピアノパート、役割、クラリネットと歌の絡み、全体の音色や対話、言葉など、室内楽ならではの難しさはありますが、作品として本当に魅力的であり名曲です。


「自分がどう感じているか、自分にとって何を意味しているのか」を徹底的に炙り出すこと。そんなことを問い続けたり…


対談と同じくあっという間に過ぎていく時間。ここで学んだものはソロにも必ず活かされます。カテゴリーに固執するのではなくあくまでも「1つの音楽」という視点。


目の前にはまだまだ広がるシューベルトの世界。続きはまたの機会ですね^ ^


公演後、話しかけてくれた学生たちの目には強さがありました。彼らは残りの大学生活を送り本当の意味での音楽人生がスタートする。今日という時間に「答え」はないけれど、いつの日かふと思い出し、役に立っていたらいいなと静かに願いつつ…


先生たち、学生たちに心からの感謝を。僕にとってかけがえのない素晴らしい時間でした。
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