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近江の春音楽祭2018~Got Lost~


近江の春音楽祭2018を終えて。


びわ湖ホールは以前も弾いたことがあったけれど、今回もまた自分の中に特別な足跡を残すことが。


とにかくラッヘンマンのGot Lostの難しさにうなされ続けた1か月半。気づけばFacebookに投稿していることの9割がGot Lost系。


空いた時間にラッヘンマンを練習するなんて書いてあったけど、あれは間違いで正しくはラッヘンマンを練習して空いた時間に生きていた、そんな感じ。




リハーサルを終え、あまりの難しさ出来なさに帰宅時、唇を震わせることも。ほんの数日前の話だけど、途方もない時間が過ぎ、遥か彼方昔の話のような気もする。


「一体何が起こるんだろう?」という満席の中緊張感漂う空間。最後の音が終えた瞬間大喝采。ソプラノの角田祐子さんの歌声と存在感はその言葉の通り「圧倒的」。(音楽の世界に入っている時の角田さんは不気味な怖ささえ感じる。にしてもシュツットガルト歌劇場から持参したショスタコーヴィッチみたいな眼鏡がゴットロストを引き立てるんだよね)


偉大な作品「Got Lost」がびわ湖ホールで受け入れられた瞬間。それを僕自身目の前で体感し、本当に嬉しく、これまでのことを思うと感無量。


自分を呪いたくなるほどの気持ちになりながらも作品の深淵を覗く追求をやめなかったのは、仕事を引き受けたからという浅いものではなく、やはりこの作品に魅了されていたから。


一回の本番を終えただけだけど、この「Got Lost」から学んだこと、角田さんとの共演を通して学んだことは計り知れず。


とにかく、最高に興奮した舞台でした。全ての関係者に感謝申し上げます。ありがとうございました!

そして、終演後大ホールでは京響のコンサートが。


開演直前、学生時代からの友人で京響のコンサートマスターである泉原隆志くんに10数年ぶりに再会。変わってない。嬉しい瞬間でした。

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