コンクールの講評

コンクールの講評。


文字数と審査員の「思い」は時として比例するものじゃない。僕の場合、たくさん書くこともあるけれど、一言で終わることもざらにある。


複数の演奏曲に対し、ある作品には触れない(何もコメントを残さない)ことも。


「これしか書いてもらえない」とか「少ない」という声を耳にするけれど、逆に言えばその分演奏を隅々まで聴いているのです。


点数をつける難しさはあるけれど、コンクールの場合、気持ちは点数に比例される。言葉の数じゃない。一言も書かず、ずっと聴いていたい演奏だってたくさんある。しかしコメントを書くことさえも難しい残念な演奏もあるのも事実。だからこその「点数」という存在。


時間は限られている。そういう時は何を書けばいい?演奏を聴かず気になったことを限定して書けばいいのだろうか?


僕が逆の立場だったらコメントより隅々まで聴いてもらいたい、と思う。


本当に講評をもらいたかったらプライベートでレッスンを受ければいい。その方が講評用紙よりたくさんのアドヴァイスなりコメントなりをもらえる。(かもしれない)


プライベートレッスンをされてない審査員の方もいる。そういう時は諦めるか、情熱をもって自分の演奏を聴いてもらえるようアタックしまくるか、のどちらか。


けれどこれは事実。例えプライベートでコンタクトをとれずともコンクールでは、自分の演奏がその人の耳に確実に届いている。この事実はとても価値があるもの。それ以上でもそれ以下でもなく。

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